東京で毎年開催される昆虫の標本市、インセクトフェアに参加してきました。計600m2のフロアを2階ぶん使った大規模な標本市です。通路を通るのもやっとなぐらいの多くの人がここに集まります。男性・女性、シニアから子供までお客さんは様々です。

 

現場では写真撮影が禁止されているため、ここでは参加して私が記憶していることを紹介するとともに、私が購入した商品の写真を紹介します。また、ご興味を持たれた方のために、インセクトフェアの開催情報が毎年公開されるリンクをご紹介します。

 

出品されている虫の種類は蝶が圧倒的に多く、それに甲虫（カブトムシ、クワガタ、コガネムシ）が続く印象です。数は少ないですがカミキリムシ、蜂、カマキリ、トンボもいました。価格帯は1匹数千円のものが多く、安いものでは5匹で100円、高いものでは1匹20万円を超えるものもありました。ただ見て回るだけでも面白いものです。私は蝶について詳しくありませんが、それでもモルフォチョウのような綺麗な種類には毎年目を奪われてしまいます。

 

標本がメインの本展ですが、生きた虫も売られており、去年よりも生き虫の販売が増えたように私は感じました。生きた虫の商品はクワガタやカブトムシが多く、珍しいところではタガメ、ミズカマキリ、蝶の幼虫、ゴキブリ、女王アリを、虫以外では蝶の幼虫の餌としての木を売っていました。去年はアリジゴクが売られていたのを覚えています。

 

私はサイズの揃った同じ種類の甲虫が欲しかったため、比較的安く売られている未展足の標本を中心に探しました。購入したのはこちら。 カナブンの一種、ベトナム産。 センチコガネ、北海道産。 ヤクルリセンチ、屋久島産。 興味を持たれた方へ

インセクトフェアの公式サイトは私が見る限り見つからないのですが、時期が近付くとこちらのリンク（http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/exhibision-in.html）で開催情報が公開されます。

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20170802追記：2017年のインセクトフェアは9月23日（土・祝）10:00-16:00、大手町サンケイプラザ3F、4Fで開催されるそうです。

20180907追記：2018年のインセクトフェアは10月8日（月・祝）10:00-16:00、大手町サンケイプラザ3F、4Fで開催されるそうです。